2012年09月04日

トマト(Tomato)

トマト(Tomato)
トマトが好きな私。
居酒屋でもトマトスライスを注文する。
トマトジュースも飲む。
トマト(Tomato)
カゴメ、伊藤園、デルモント、TOPVALUE、コスモス薬品ON365などなど無塩、食品添加なし、食塩あり
それぞれが個性があって、どれも嫌いじゃない。テーブルランド製のトマトジュースは
100円ショップにもあった。この夏、結構お世話になった飲み物。

さて、このトマト、さて、さて。
トマトの原産地は南米ペルー。日本には明治時代に渡ってきたそうだ。
しかし、当時トマトは有毒であると考えられていたんだと。

トマトはナス科トマト属の植物で、世界にはなんと約8000種類以上ものトマトが存在してるそうな。
食べてみたいですね。
西暦700年代の初めにアステカやインカの人が最初に栽培したと言われ、
スペイン人がラテンアメリカに到達して、ジャガイモ、とうもろこし、唐辛子、
その他さまざまな植物の種と一緒にトマトもヨーロッパに持ち帰り、
栽培され、スペイン、ポルトガル、イタリアの地中海地域で好んで食されるようになったそうな。
トマト(Tomato)
しかし、イギリスでは鮮やかな赤色がもてはやされた反面、
毒があると信じられて、観賞用として利用されたり、
「愛情の果実」と呼ばれてほれ薬にされたことも。
 
観賞用から食用になったきっかけは、16世紀のイタリアで当時飢餓に苦しんでおり、
それまでは有毒と思って口にしたこともなかったトマトを食べざるを得なくなり、
食べてみると、案外美味いじゃんと知り、観賞用から野菜として食することになったんだとさ。
飢餓状態だったから良かった結果だよね。
最初って勇気がいるよね、よぉ~食べたよね。偉い!

今じゃ、トマトケチャップとして使用されているし、
自分の家の庭でトマトを栽培して、オリジナルケチャップを作ったり、食べたり、
農家では年間通じてトマトを栽培するようになって、寒冷期に生産できない時は、
温帯気候地域のトマトを使ったり、ハウス栽培したり、
年中、食卓に並ぶようになった感じだね。

トマトの栄養素といえば、リコピン。
いまや誰もが知っている栄養素になったよね。

また、トマト特有の香り成分じゃ肉の臭みを消す効果が高いんだと。
あの羊肉(マトン)を炒めると、「もの凄ーいにおい」がしますが、
これにトマトを刻んで入れると臭みが消えて、
効果的に羊肉のにおいを抑えることができるんですよ。

で、「リコピン」。
カロチノイドの一種でβカロチンの仲間で、完熟した赤いトマト、プチトマトにより多く含まれ、
皮が多い分、ふつうのトマトと比較すると100g中のリコピン量は多いみたいです。
トマトジュースに使われるトマトは加工用に栽培されている赤系トマトと呼ばれるもので、
生食用のピンク系トマトに比べると、リコピンの量がおよそ3倍ですよ、3倍。
サラダなどに使う生食用のトマトを搾ってもうすピンク色にしかならないのに、
市販のトマトジュースは鮮烈なまでの赤色をしていることに気付いていますよね。
「トマトジュースには着色料が入っているのでは?」と思う人もいるようですが、
実はこの鮮やかな赤こそ、まぎれもない「リコピンの色」なんですよ。
リコピン量は「日陰」より「太陽をいっぱいの日なた」のトマトに多く、
「温室」よりも「畑」で紫外線をたっぷり浴びたトマトの方が多いんですよ。
リコピンは20~24℃くらいで盛んに増え、30℃を超すと増えなくなりますので、
そこんとこ、栽培時には注意が必要ですね。
トマト(Tomato)
夏でも涼しい高原などの畑で完熟したトマトには、リコピンが豊富に含まれていますよ。

で、リコピンは油に凄ーく溶けやすく、油と一緒の方が吸収されやすいので、
オリーブオイルとか使ったトマトソースは、リコピン摂取に最高!です。
塩分が気にならない人は少量でリコピンを豊富に含むトマトケチャップがお勧めですね。

 



Posted by kan3kan3 at 15:42│Comments(0)
 
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