2014年06月10日
母娘タッグチームだとさ。
ショッピングや美容院に行くのはいつも一緒。
自宅でも毎日、ガールズトークで盛り上がる。
そんなふうに、親子というより
まるで友だち同士のような母娘が
増えているようです。
母娘の仲睦まじい光景は
とても微笑ましいもの。
また、娘とそのような関係を持てた
お母さんは、
「あ~女の子を生んでよかったな~」と
しみじみ実感できますよね。
しかし、こうした“友だち母娘”は
いいことばかりではありません。
母娘の距離があまりにも近すぎることが、
娘の将来に悪影響を及ぼすことがある
というのです。
今回は、子育てチェンジセラピスト・川井道子 さんの著書『幸せな母娘関係を築く女の子の
育て方』をもとに、“友だち母娘”の落とし穴に
ついてお届けします。
■“友だち母娘”は、実は、
お互いに自立できていない関係
一見、とても幸せそうな“友だち母娘”関係には
一体どのような問題があるのでしょうか?
川井さんは以下のように分析しています。
「適度な距離を置いて、お互いの時間や
考えを尊重している関係なら素敵なのですが、
常に一緒に行動し、考え方や感じ方まで
同じ、というふうに束縛したり、
同化しすぎたりしてしまうと、
お互いに自立できない関係になってしまい
ます」母親としては、娘をまさか
“束縛”しているとは思わないでしょう。
むしろ“友だち母娘”では、
「うちは自由にさせているんです」と言う
お母さんが多いかもしれません。
でも、もしも母と娘で
意見がずれたためしがないとすれば、
ちょっと考えてみてください。
いくら仲良しであっても、
考え方や感じ方が常に一致するというのは
不自然ではないでしょうか?
「娘とは以心伝心。まるで一卵性双子みたい
なのよね~」というお母さんは、
知らず知らずのうちに自分の価値観を
娘に押し付けていなかったか、
振り返ってみましょう。
■“友だち母娘”だと娘が将来、離婚の危機に!?
“友だち母娘”ではお互いに自立できない、
と前述しましたが、では娘の将来に具体的に
どのような影響が及ぶのでしょうか?
川井さんによれば、娘が結婚しても
実家に経済的にも精神的にも依存し、
そうすることで、娘の夫婦関係が険悪になり、離婚につながってし まうことまであると
いいます。母娘が一体化し過ぎると、
夫が疎外され、夫と義母との関係も
うまくいかなくなりがちだからです。
もちろん、母親は「無理しないで
いつでも実家に帰ってきていいのよ」と
娘を気遣うことでしょう。でも、そうやって
いつまでも親離れ、子離れできない状態が
本当に娘にとって幸せなのかどうか、
考えてみなければなりません。
■“友だち母娘”から脱却するには?
母と娘の仲がよいこと自体は
もちろん悪いことではありません。
ただ、娘をひとりの人間として尊重せず、
考える機会や選択を与えていないとすれば
問題です。
たとえば、娘とショッピングに行った際、 「○○ちゃんはどんなのが好き?」と
娘に選ばせるようでいて、
「ママは○○ちゃんにはこれが似合う
と思うな~」と耳打ちしたり、
あるいは、娘が自分の好みと異なるものを
選ぼうとすると、悲しそうにしたり、
不機嫌な態度をとったりしていませんか?
まずは、自分が娘をコントロールしている
ことを意識することが、“友だち母娘”から
脱却する第一歩だといえます。
また、川井さんによれば、
母と娘がべったりな関係の場合、
母親自身が“親離れ”できていないことも
多いようです。たとえば、母親が
しょっちゅう実家に帰ったり、
実家から援助を受けたりしている場合は、
今後は実家と少し距離を置くのも
一考でしょう。
いかがでしたか?
“娘とはまるで友だちのような関係”と、
自負しているお母さんは、自分と娘、
そして自身と母親の距離が近すぎではないか、
この機会にぜひ振り返ってみましょう。
自宅でも毎日、ガールズトークで盛り上がる。
そんなふうに、親子というより
まるで友だち同士のような母娘が
増えているようです。
母娘の仲睦まじい光景は
とても微笑ましいもの。
また、娘とそのような関係を持てた
お母さんは、
「あ~女の子を生んでよかったな~」と
しみじみ実感できますよね。
しかし、こうした“友だち母娘”は
いいことばかりではありません。
母娘の距離があまりにも近すぎることが、
娘の将来に悪影響を及ぼすことがある
というのです。
今回は、子育てチェンジセラピスト・川井道子 さんの著書『幸せな母娘関係を築く女の子の
育て方』をもとに、“友だち母娘”の落とし穴に
ついてお届けします。
■“友だち母娘”は、実は、
お互いに自立できていない関係
一見、とても幸せそうな“友だち母娘”関係には
一体どのような問題があるのでしょうか?
川井さんは以下のように分析しています。
「適度な距離を置いて、お互いの時間や
考えを尊重している関係なら素敵なのですが、
常に一緒に行動し、考え方や感じ方まで
同じ、というふうに束縛したり、
同化しすぎたりしてしまうと、
お互いに自立できない関係になってしまい
ます」母親としては、娘をまさか
“束縛”しているとは思わないでしょう。
むしろ“友だち母娘”では、
「うちは自由にさせているんです」と言う
お母さんが多いかもしれません。
でも、もしも母と娘で
意見がずれたためしがないとすれば、
ちょっと考えてみてください。
いくら仲良しであっても、
考え方や感じ方が常に一致するというのは
不自然ではないでしょうか?
「娘とは以心伝心。まるで一卵性双子みたい
なのよね~」というお母さんは、
知らず知らずのうちに自分の価値観を
娘に押し付けていなかったか、
振り返ってみましょう。
■“友だち母娘”だと娘が将来、離婚の危機に!?
“友だち母娘”ではお互いに自立できない、
と前述しましたが、では娘の将来に具体的に
どのような影響が及ぶのでしょうか?
川井さんによれば、娘が結婚しても
実家に経済的にも精神的にも依存し、
そうすることで、娘の夫婦関係が険悪になり、離婚につながってし まうことまであると
いいます。母娘が一体化し過ぎると、
夫が疎外され、夫と義母との関係も
うまくいかなくなりがちだからです。
もちろん、母親は「無理しないで
いつでも実家に帰ってきていいのよ」と
娘を気遣うことでしょう。でも、そうやって
いつまでも親離れ、子離れできない状態が
本当に娘にとって幸せなのかどうか、
考えてみなければなりません。
■“友だち母娘”から脱却するには?
母と娘の仲がよいこと自体は
もちろん悪いことではありません。
ただ、娘をひとりの人間として尊重せず、
考える機会や選択を与えていないとすれば
問題です。
たとえば、娘とショッピングに行った際、 「○○ちゃんはどんなのが好き?」と
娘に選ばせるようでいて、
「ママは○○ちゃんにはこれが似合う
と思うな~」と耳打ちしたり、
あるいは、娘が自分の好みと異なるものを
選ぼうとすると、悲しそうにしたり、
不機嫌な態度をとったりしていませんか?
まずは、自分が娘をコントロールしている
ことを意識することが、“友だち母娘”から
脱却する第一歩だといえます。
また、川井さんによれば、
母と娘がべったりな関係の場合、
母親自身が“親離れ”できていないことも
多いようです。たとえば、母親が
しょっちゅう実家に帰ったり、
実家から援助を受けたりしている場合は、
今後は実家と少し距離を置くのも
一考でしょう。
いかがでしたか?
“娘とはまるで友だちのような関係”と、
自負しているお母さんは、自分と娘、
そして自身と母親の距離が近すぎではないか、
この機会にぜひ振り返ってみましょう。
Posted by kan3kan3 at 22:44│Comments(0)